手順は書ける。判断は書けない
やることの順番は手順書にできます。けれど、熟練者が何に着目し、どう見分け、どちらを選ぶかは、手順書には残りにくいものです。
KNEWEAVA AI社員
手順の自動化だけでは、自社の判断基準を扱えない場面があります。Kneweava AI社員は、その会社の人の判断を出典つきで RAG に格納し、AI社員がそれを根拠に判断できるよう設計します。お客様の業務に合わせて構築し、定着まで伴走します。
※人の判断を RAG に載せ、AI社員が参照する部分は、お客様ごとに構築するものです。既製の機能としてお約束するものではありません。
ISSUE
AI に任せられる仕事が増えても、「ここはどちらを選ぶか」「これは出してよいか」という場面で、結局は人への確認が戻ってくる。そんなことはありませんか?
やることの順番は手順書にできます。けれど、熟練者が何に着目し、どう見分け、どちらを選ぶかは、手順書には残りにくいものです。
手順の自動化だけでは、自社の判断基準を扱えない場面があります。そうした場面では、答えが自社のやり方や線引きに合っているかを、人が見て確かめることになります。
なぜそう判断したのかが分からないと、結果を確かめ直すたびに、人が一から調べ直すことになります。
HOW IT WORKS
Kneweava AI社員は「手順」と「人の判断」の 2 つを持ち、予約した時刻に、人の確認を挟みながら動きます。
やることの順番と確認点を手順書にして、毎日・毎週・一度だけのいずれかで予約します。時刻は日本時間です。Data Insight 製の常駐アプリが、予約した作業を 1 つずつ実行します。
結果と成果物は履歴に残り、中断した作業は続きから再開できます。人の確認待ちや利用上限待ちのときは、勝手に続行せず、人の回答を待ちます。管理画面は、動かしているパソコンまたはサーバーの中だけで開きます。
熟練者や経営者から ACTA(応用認知的タスク分析)で取り出した判断——何に着目し、どう見分け、どちらを選ぶか——を、出典つきで Kneweava の RAG に格納します。AI社員は、判断が要る場面でここを参照します。
POINT 01・02 は、予約・履歴・中断再開・確認待ちを扱う常駐アプリを組み合わせます。POINT 03 の、人の判断を RAG に載せて AI社員が参照する部分は、お客様の業務ごとに構築します。回答に出典がつき、該当箇所を画面で確かめられるのは、Kneweava で今できることです。
OUR OWN USE
Data Insight は、AI マーケティング社員を運用しています。テーマと材料を受け取ったあと、note 記事の企画から公開後の振り返りまでを、毎日、手順書(スキル)と予約実行で回しています。
受け取ったテーマと材料から、構成とタイトル案、画像の指示をまとめた企画をつくります。
企画にそって、記事の本文を下書きします。
記事のバナー画像をつくります。下書きと並行して進めます。
機械チェック、事実チェック、画像の目視確認を行い、公開してよいかを確かめます。
検証を通した本文と画像を、note の下書きに載せます。
検証を通ったときだけ公開します。通らなければ公開せず、下書きの状態で止めて報告します。
公開した記事を、X と Instagram に投稿します。
本文と台帳を保存し、記事の情報を台帳に記録します。
公開後に数値を台帳に記録し直し、直す点を判定します。
この AI マーケティング社員は、RAG を使っていません。手順と品質ゲート(STEP 04 の検証)だけで動いています。
ここに、人の判断——何を書き何を書かないか、出してよい事実の線引き、表現の基準——を RAG として載せるのが、Kneweava AI社員です。載せ方は、お客様の業務に合わせて一緒に設計します。
また、この運用は公開まで AI社員に任せる設計です。お客様の業務では、人に確認を戻す位置を、業務ごとに一緒に決めます。
DIFFERENCE
手順だけを自動化する場合と、本サービスで設計することの対比です。特定の製品との比較ではありません。
| 観点 | 手順だけを自動化する場合 | 本サービスで設計すること |
|---|---|---|
| 自動化するもの | 決めた手順 | 手順と、判断が要る場面での人の判断の参照 |
| 判断の拠りどころ | 手順や指示に書いた内容 | その会社の人の判断(RAG に出典つきで格納) |
| 根拠の示し方 | 手順や指示の範囲で示す | 参照した人の判断を、出典として示す |
| 判断を直したいとき | 手順や指示を見直す | 格納した判断を直す。AI社員の振る舞いも、それにそって変わる設計 |
| 判断できないとき | あらかじめ決めた範囲で動く | 判断の境界を決め、外れたら人に返す |
人の判断を RAG に載せて AI社員が参照する部分は、お客様ごとに構築します。出典つきの回答は Kneweava で今できることで、版や有効日の出力、表記ゆれの自動統合、文書や役割ごとの権限は、今はできません。必要な場合は、導入の中で運用の決まりごととして一緒に設計します。
USE CASES
業種や部署ごとの利用イメージです。実績ではありません。どの業務も、任せるタスク・参照する人の判断・人に返す境界を、御社の実態に合わせて決めます。
研修の現場実践のフォローは、Kneweava Learning でご紹介しています。 Kneweava Learning の製品サイトへ ↗
STEPS
最初から全社には広げません。1 つの業務で確かめ、動かしながら判断を足します。
最初に任せる業務を 1 つ選びます。判断が要る場面が多く、いま人への確認が集まっている業務が向いています。
熟練者や経営者から、何に着目し、どう見分け、どちらを選ぶかを、ACTA で取り出します。取り出した判断は、出典つきで RAG に格納します。
AI社員がやることの順番と、予約の頻度、人に確認を戻す位置を決めます。判断できない境界は、人に返すように決めます。
動かしながら、人が直した判断を RAG に足します。判断を直せば、AI社員の振る舞いも直る設計です。
PRINCIPLES
AI社員は、人の確認を挟みながら動く前提でつくります。
FAQ