現場の課題から、事業の未来を共創する
共創型イノベーションプログラム
組織のサイロ化を壊し、個人の情熱と集合知で予測不能なイノベーションを生み出す。
「対話」を触媒に、内側から変革のエンジンを始動させます。
こんな「組織のジレンマ」に陥っていませんか?
VUCA時代、多くの企業が複雑な課題の板挟みになっています。
短期業績 vs 長期投資
四半期決算に追われ、長期的な企業価値創造のための変革や投資が後回しになってしまう。
既存事業の深化 vs 新規事業の探索
目先の売上を担う既存事業の最適化にリソースが集中し、未来を創る新しい挑戦が生まれにくい。
効率性の追求 vs 創造性の欠如
過度な効率化が、イノベーションの源泉である「遊び」や「余白」を奪い、組織が硬直化している。
トップダウン vs 現場の知恵
現場の貴重な意見や顧客の生の声が経営層に届かず、意思決定に活かされていない。
提供価値:対話による「学習する組織」への変革
単なる研修や会議手法の導入では解決できない組織の根深い課題に対し、「対話」を触媒としたアプローチで挑みます。OST(オープンスペーステクノロジー)やOD(オープンダイアログ)の原理を応用し、組織の中から自律的な変革のうねりを生み出します。
心理的安全性の確保
誰もが本音で話せる「安全な場」を設計します。評価や判断を一時的に保留し、組織の「変化への免疫」を建設的に乗り越える土台を築きます。
集合知の最大化
部門や役職の壁を超えた多様な視点を統合します。一人では到達できない質の高い答えを、参加者全員の力で共に創り出します。
自己組織化の促進
「両足の法則」に代表される自律性を尊重する仕組みを導入。やらされ感のない、情熱と責任を持った当事者主体のチームを育みます。
対話による組織変革プログラム(伴走支援の例)
短期的な成果と長期的な変革のバランスを取りながら、3つのフェーズで段階的にご支援します。
Phase 1: 診断・基盤形成 (3-6ヶ月)
現在の対話の質や障壁を科学的に分析し、変革の土台となる多様なメンバーでチームを形成。小さな対話実験を通じて、心理的安全性と成功体験を育みます。
Phase 2: 能力開発・システム構築 (12-18ヶ月)
対話の設計スキルを全社的に育成し、その質を評価する仕組みを構築。対話を通じた集合知の活用を、組織の意思決定プロセスに組み込んでいきます。
Phase 3: 構造・文化変容 (18-36ヶ月)
対話を促進する組織構造へと転換し、顧客やパートナーをも巻き込んだ「対話生態系」を形成。対話の価値(対話資本)が経営の意思決定に活かされる文化を定着させます。
期待される成果
短期的成果 (〜1年)
- 意思決定スピード向上
- 部門間コラボレーション活性化
- 従業員エンゲージメント向上
中期的成果 (1〜2年)
- 新規事業開発サイクルの短縮
- 顧客満足度の向上
- 自発的な改善提案の増加
長期的成果 (2年〜)
- 持続的なイノベーション創出
- 自己変革能力の獲得
- 「学習する組織」文化の定着